日差しが一段と暖かくなってきました。 少し重ね着して作業しているとすぐに汗ばんできますが、かといって薄着で休憩していると肌寒い、山ではそんなちょっと気難しい気温の変化を感じています。 マツクイ駆除の長い冬が終わり、現在佐山の里では皆伐の真っ最中です。
皆伐(かいばつ)というのはある一定の区画の樹木を全て伐る作業のことをいいます。背が高くても低くても、若くても年寄りでも健康でも不健康でも関係なく全て伐り倒しま す。伐り倒した木は枝を払い、適当な長さの丸太に伐ります。この丸太が製品になり、僕らのお給料になっているんですね🙌 マツに比べてスギは柔らかいので伐りやすいのはいいのですがなんせ数が多いので枝を払うだけでも一苦労です。 木を伐れば伐るほど足場も悪くなります。払った枝葉で地面が隠れ、辺りは一面スギの海になり、その海面を渡って移動しなければならないので一日に何度もつまずいたり転んだりします😂 まだまだ修行が足りません。精進あるのみです。 皆伐が終わると新しい苗を植えるために邪魔になる枝や葉っぱなどのゴミをとったり、地面を慣らしたりします。この作業を地拵え(じごしらえ)といいます。
リース契約ですが先日新たな相棒のザウルスくんがやってきました。 皆伐と平行して絶賛地拵え中です。これからの活躍に期待です✨ こんな感じでまだまだ仕事は始まったばかり。 今年もたくさん木を伐って少しでもみんなに追いつきたいもんです。 最後に前回投稿出来なかった桜の写真載せときます。
道中で車を停めて一人でスマホ片手に写真を撮ってる姿はちょっと怪しい奴に見えたかもしれませんね。。。いや、絶対に怪しいわな